上部頸椎カイロプラクティック

上部頸椎
(the Upper Cervical chiropractic)

『オプセラピー』は上部頸椎1番・2番のみを調整する上部頸椎カイロプラクティックの理論・技術を基本として、より優しく調整できるように改良したものです。

カイロプラクティック(アメリカ発祥)は、2種類あります!

一つは、街角でよく見るソフトカイロ等と看板が出ているもの。ナショナル系カイロプラクティックと言われる「ミックス・カイロプラクテック」、その名の通り、色々なテクニックや機械を使って、歪んでいるところを全部調整していこうとするカイロプラクティックです。整体(東洋的な背骨の矯正)といわれるもので、カイロプラクティックという名称を使用しているところも多いです。

これに対して、もう一つのカイロプラクティックは、上部頸椎カイロプラクティックと言われ、「ストレートカイロプラクティック」とか「スペスフィックカイロプラクティック」「アッパーサービカル」と呼ばれる、上部頸椎の第一頸椎・第二頸椎のみを調整するカイロプラクティックです。

これは検査・調整技術が難しく、本場アメリカや日本のカイロプラクティックの中でも割合がかなり少ないです。上部頸椎を正しく調整されると、世間一般的なカイロプラクティックや整体と言われるものに比べて、かなり少ない回数で改善されてしまうことが多いです。仕事としては、患者さまを確保することが難しく、このことも、上部頸椎カイロプラクティックをされる人が少ない理由の一つでもあります(患者さまにとっては、喜ばしいことなのですが...。)。

オプセラピーは、後者の上部頸椎1番・2番のみを調整する上部頸椎カイロプラクティックの理論・技術を基本として、より優しく調整できるように改良したものです。

残念ながら、カイロプラクティックという名称のイメージはあまり良くありません。これが『オプセラピー』と名称変更した理由の一つです。

最近では、「上部頸椎(上部頚椎)」と検索されると、かなりの件数が上がる状態になっています。喜ばしいことだと思いますが、しっかりと情報を得て、縁ある良い先生にめぐりあえると良いと思います。

たった一箇所の調整で、全てのバランスがよくなる魔法の場所。それは、上部頸椎(C1・C2)

私達を生かしているのは「脳」です。特に「脳幹」と言われる脳の中枢部分が大きな役割を果たしています。脳を衝撃等から守るのが頭蓋骨(硬い骨)です。上部頚椎カイロプラクティックでは、その頭蓋骨を支える頸椎(首)が土台だと考えます。脳が人間の人生を左右するとも言え、それを支える頚椎はその人の人生を支えていると言えるのではないでしょうか。

》脳幹について詳しくは『オプセラピーでケアする脳幹とは』をご覧ください。

人間の健康は、脳と脊髄と末端まで流れている神経によって管理されています。神経が切れれば、そこから先は動かず、痛みも何も感じません。
脳神経は、最も重要で、ダメージを受けてはならない臓器です。そのために、頭蓋骨・背骨という、硬い骨で包まれ守っているのです。その背骨、現代人ほとんどの人のバランスが悪く、真っ直ぐな人がいないと言われています。

大きく歪めば激痛や麻痺した状態になりますが、それまでに至らない軽度の歪みをほとんどの方が持っているのです。
そして、その歪みを全部真っ直ぐにしようと、様々な治療があるのです。
指圧・鍼灸・整体・ソフトカイロプラクティックと数を上げればきりがないほどです。
ところが、人間には、ある1ヶ所調整すれば、勝手にバランスを整えてくれる、魔法のような場所が存在するのです。それが、首の骨(頸椎)、特に一番・二番の骨(上部頸椎)です。その上部頚椎がいつ・なぜ歪むのか、下記をご覧頂ければ、ご理解頂けると思います。

特殊な形の頚椎一番・二番が、骨格バランスに大きく関係!!


アトラス(頚椎1番)は、ギリシャ神話で宇宙を支える神という意味です。
アキシャス(頚椎2番)は、逆からみると仏様が座っているように見えます。人が亡くなり火葬された後、一番始めに拾い最後に骨壷へ入れる骨です。
宗教的にも意味のある二つの骨ですから、人体の健康に大いに影響を及ぼすことは十分考えられます。

実際に来られて、実物大の模型を観て頂きますと、ほとんどの方が、小さな頸椎に驚きます。また、頸椎と頭蓋骨の接点が小指の先ほどだと言うことにも驚く方が多いです。頭蓋骨は、4kgから5kgもある頭を支えているわけですから、それだけでも凄い負担が頸椎にかかります。

横から見ても、本当に小さな骨が大きな頭を支えていることが、はっきりと解ります。この骨の周りに靭帯や筋肉等が付いて、首周りをカバーしていくのですが、どんな太い首の方でも骨の形状・大きさは、あまり変わりないのです。首を鍛えると言っても、筋肉を鍛えることは可能でしょうが、骨を鍛えて太くすることは出来ません。

上部頸椎一番C1は、4方向に歪む!!

頸椎一番目と二番目が重なり合い、頭蓋骨を支えています。
その支えている接点の頚椎一番C1は、下記のような4方向にずれています。全部で12種類の歪みがあると言われています。

正常な位置

正常な位置にあれば、重い頭をバランスよく支え、姿勢も胸が開いた状態になり、上に引き上げられたような感じになります。
頸椎の調整を受けるとそのように実感される方が多いです。

歪み①

①の歪みは、誰でも持っているものです。
頸椎二番目の突起が後ろにずれるのを止めてるため、前にしかずれません。また、ほとんどの方が、PCや携帯機器等を見るのに、前にずれるような姿勢をしています。

歪み②

②の歪みは、顎を上にしたり下にしたりした時、どちらかやり難い方向がある方はこの方向に歪んでいます。
下を向いてばかりいる仕事や、むち打ち症で、起こる歪みです。
スマホ首やストレートネックというのも、①②の歪みが大いに関係しています。
お年寄りが前屈みになって歩いている状態になるのはこの二つの歪みが大いに関係してきます。

歪み③

③の歪みの横への歪みは、筋肉に引っ張られて、歪み上がる、斜めに歪むと言われています。そうなると、首の傾きが生まれ、それを補正しようと肩が上がり腰も傾くと言う現象が起こります。C湾曲・S湾曲・W湾曲になるのです。

歪み④

④の歪みがあると、立った状態になると結構の方が、この捻じれた姿勢を取ります。
ご自分では分らないようですが、この歪みがあると、片方の手の位置が前に出ていたりします。

④の歪みがあると、正常な位置と比べると脊髄の通っている穴の状態が若干塞がったようになります。
これがエネルギーの流れを悪くしてご自身の自然治癒力の低下を生んでいきます。

頸椎が歪みを取ると姿勢に変化

頸椎が歪むと、下記のような座り姿になります。

脊椎の調整を行うと...

頸椎のアジャスト調整を受けると、自然な座り姿や立ち姿になります。
重い頭の位置が軸が通ったように感じ、座った感じや立った感じが楽になったと言われる方が殆どです。

頸椎二番目の歪みを併せ持った方が近年増えています

これは私共の研究ではっきりしてきたことで、現代では、眼を使う頻度が10年前・20年前と比べ雲泥の差です。このことが、後頭部の凝りを発生させます。
眼と言うのは両方均等に使っていませんので、後頭部の凝りも均等に凝りません。
その凝りの位置が頸椎二番目の位置関係と重なり、頸椎二番目の歪みを発生させる方が多いのです。
頸椎一番と同じ方向に歪む方、逆方向に歪む方といますが、どちらかというと逆に歪む方が圧倒的に多いです。
どうして逆に歪む方が多いのかは、今後の研究課題だと思っています。
通常の上部頚椎カイロプラクティックでは、一ヶ所のみ調整しか行わないところが殆んどですが、オプセラピーでは、検査結果によっては、頸椎一番と二番の二か所を調整することもあります。
また、頸椎二番目の歪みを後から発生させている方は、顎の問題を抱えている方も多いのですが、頸椎一番・二番が正常な位置に戻ると、顎の問題が改善されている方も多いです。

上部の頚椎は、いつから、どんなことで歪むのか!?

生まれてきた時から歪む

イラストのように、お腹にいる時から窮屈な体勢でいますので、その時にも歪むこともありますし、産道を通る時は回旋して出てきますから、そこで歪むとも言われています(フォーストサブラクセイション)。
インディアンは、出産の時に、首をそろえながら取り出したと言われます(インディアンは素晴らしい知恵を持っていましたから、あり得る話かもしれません)。
今ではお腹の中に居る時から歪むとも言われています。

衝撃により歪む

写真のように、転んで手をついても衝撃が首に走り、上部頸椎を歪ませることが多いです。また、代表的なことでは、ムチ打ち症が挙げられます。ムチ打ち症は、上下に歪みがおこりますが、これは頸椎一番目C1が一番ダメージを受けて歪みます。
考えられないことかも知れませんが、尾てい骨を打つだけで、背骨に衝撃が走り頸椎を歪ませます。

眼の使い過ぎで歪む

生活習慣による歪みの中でも、一番大きな歪みの原因が眼の使い過ぎです。写真のような姿勢でPCを見るということは無いにしても、毎日眼を使わないことはないのが現代社会の宿命とでも言えるのではないでしょうか。見ている姿勢・首の角度が問題で、ほとんどの場合、顔が前に出てしまい、背中が丸い状態になっていると思います。その姿勢の積み重ねが、上部頸椎一番の前すべりの歪みになるのです。

生活習慣や、スポーツ・音楽で歪む

私たちは、無くて七癖、知らず知らずに生活パターンや動作が偏っていることがあります。代表的な所では右利き左利き、当たり前ですが、左右対称にバランス良く身体を使っていません。最近よく見かける動作としては、首を前に出す動作、パソコンを見ている姿勢、料理をしている姿勢、携帯やゲームをしている姿勢です。首の位置を見ていると、若者でも将来の健康(肩こり・内臓不調・腰痛等)を心配します。
スポーツも同じですね。バランスが良いと思われる水泳でも、クロールなどは向きやすい方のみで息継ぎをしていることで、側湾症になる率が高いと言われています。音楽でも、ヴァイオリン等片側に負荷のかかるものは、どうしても歪んでしまう楽器と言えます。

ストレスにより歪む

ストレスポイントが頸椎五番・六番あたりにあると言われています。その部分に歪みが発生して、上部頸椎に影響を与え、歪ませることがあります。
また、内臓の働きが悪くなり、内臓を管理している脳幹の働きを悪くして、そこから上部頸椎の歪みを発生させることもあるのです。
(脳幹に上部頸椎は影響を与えますし、逆も大いにあるのです。)
やはり、最近ではこのストレスというのは歪む原因としては大きいかなと思います。
身体のバランスを正常に保つためには脳幹の働きは間違いなく大きく作用しますので、その脳幹の働きに大いに影響有るのがストレスになるのです。
ストレスがあるから人間は進歩しますが、過度なストレスが厄介になります。
何事にも程々でバランス良い生活に勝るものは無いのではと思います。

長年の臨床・研究結果、調整は上部頸椎のみだけで大丈夫!!

長年の臨床・研究結果、調整は上部頸椎のみだけで大丈夫という結論に至りました。そもそもB.J.パマー氏がH.I.O.理論を40年かけて、臨床と研究を積み重ねて得た結果ですから、疑いも無しに、私(所長)も上部頚椎のみをアジャストし続けていました。H.I.O.理論の素晴らしさを私なりに再認識しただけだと思います。
「上部頸椎一番・二番の歪みが頭蓋骨の傾きを生み、それを支える背骨がバランスよくしようと歪む」というのが、人体の歪みの大きな原因だと沢山の臨床の結果得られたものです。
そして、その頸椎の歪みをアジャスト(調整・働きかけ)すると、下の方の背骨は勝手にバランスよくなるのです。
今では、頸椎のアジャストにより、脳幹に刺激が加わり、働きが活発化するということがはっきり解っています。
これも、バランスをよくする大きな要因で、頸椎のアジャストは、骨格と脳幹・脳神経をダブルでバランスよくし、健康へと導くのです。
理論的にも、実際にも、確信を持って、この頸椎のアジャストメントが健康になる近道だと思っています。
また、今は電磁波・歯の噛み合せ等により、頸椎の二番目の歪みを同時に持っている人が非常に多く、10年・20年前とは比べ物のないような複雑な歪みを持っています。
頸椎一番だけでも12種類以上の歪みがあり、頸椎二番を含むとかなりの数になります。
オプセラピーでは、独自の検査法で的確に歪みを判断して、アジャスト(調整・働きかけ)を行ないますので、様々な症状が軽減されています。
オプセラピーでは脳幹に直接アプローチ(刺激を加える)する方法も行う事で、微妙な歪みや脳幹の疲れにも対応出来るようになっています。
ますます、現代社会では頸椎の歪みや脳幹の疲れている方が増える一方ですから、私共の果たす役割は大きいと自負して、謙虚な気持ちと真心を持って行っていきたいと思います。